AGRI GIRL meets IBARAKI に参加して
私は東京大学理科二類一年の外山侑穂です。私は小さい頃から料理が好きで、漠然と「食」についてずっと興味がありました。中・高と自分の進路を考えていく中で、どういう風に職に関わる仕事をしていけるのかを模索していました。最終的に農業に興味を持ち始めたのはおそらく、鹿児島という農業の盛んな地域に生まれ育ったのと、祖父母が趣味ではあるがたくさんの野菜を育てていたために、農業が常に身近にあったからだと思います。大学では東大むら塾というサークルに入り、農業の方面から地域おこしをすることを目標に千葉県富津市相川・梨沢地域の地元の方々と交流しながら活動しています。このツアーの存在を知ったのもそのサークルの先輩から教えてもらったからでした。
私がこのツアーに参加したのは、将来、どのような形で農業に関わっていくのかがあまり見えていない今、ツアーに参加することで農業へのいろんな関わり方が見えるかもしれないと思ったからです。
実際、2日間を通していろんな形が見えたと思いました。作物の生産から加工、販売までを担う第6次産業的な事業を展開している方もいれば、作物の生産のみに集中し最高の品質を追求している方もいました。あるいは、県庁の職員として茨城県内の農業を監修し、どのように販売していくか、魅力をアピールしていくかなどを考えていく仕事をなさっている方もおりました。このようないろいろな農業への関わり方が見えただけでも、このツアーに置ける私の目標は達成されたも同然でした。
また、会う方々、みなさん素敵でした。大根・トマト・ぶどう・りんごなどの品目を育てていらっしゃる様々な農家さんにお会いしましたが、みなさんが自分の育てている作物に自信と誇りを持っていらっしゃるように見えたのが印象的でした。きっと、相当な努力、労力を持って栽培されていらっしゃるのだろうと思った次第です。主に流通を仕事になさっている方も、茨城県で栽培された作物に対して絶対的な信頼を置いており、どのようにアピールしていくか楽しく考えながらお仕事をなさっているようでした。
また、私はこれまで茨城県に訪れたことがほとんどなく、茨城県について知っていることもあまりなかったのですが、このツアーを通して、茨城県ってこんなにも魅力がたくさんあるんだ!と気づくことができました。本当に農業大国という感じで圧倒されてしまったとういうのが本音です。これからも茨城県、目が離せない!という感じでした(笑)。ツアーから帰った後も、友人に、茨城とってもいいとこだった、素敵だったと言って回ってしまいました。もっと知っていきたいなあと思っています。
今回、このツアーに参加させていただいて得た財産は将来を考える上で欠かせない要素となることは間違いないです。もっと農業を多角的に見ていこうと思い始めました。
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