ブドウ農家のご紹介

茨城についたお昼に、陶芸家の戸田浩二さんのお家の庭でバーベキューをしながら笠間の若手農家さんから直接お話を伺うことができました。

私が取材させてもらったのはブドウ農家の栗原さんで、お父さんは栗を栽培されています。

大学のファームステイでブドウの傘掛けなどの作業を体験したことがあり、とても手間のかかるものであることを認識していました。雨やひょう、鳥害から実を守るために傘掛けや袋掛けを行ったり、摘粒という実の数を調節する作業は一つ一つ手作業で行うため非常に手間がかかります。
特に最近は種無しブドウが好まれ、これにはジベレリンという成長を促進させる処理を施すため成長速度が速く、作業もそれに合わせて進めていくため忙しくなります。

栗原さんは、生育段階などでわからないことがあった時、お父さんからアドバイスを頂いているそうです。すぐそばにわからないことをきける人がいることは、とてもありがたいことだとおっしゃっていました。

笠間はブドウに適した土地をもつため、新規就農者をする人も増えている。そのような人たちに対して地域としてサポートをする。そのような体制は備わっているようでした。
 
茨城県は都市とも近いという利点を活かして、様々な農産品を供給することができる。これは茨城県にとって大きな強みであり、今後さらに様々な形で広がっていくことと思います。

AGRI GIRL meets IBARAKI

農学部で学んでいる・農業に関わる仕事をしてみたい、そんな女子大生たちが、素敵な農家さんとの出会いを求めて、全国第2位の農業産出額を誇る農業大国「茨城県」を巡ります。農作業体験や生産者さんとの交流を通じて、女子大生たちが発見した「茨城で農業をすること」の魅力を、真剣に・明るく・楽しくお伝えします。