第2回交流農家さんのご紹介〜アグリニューウィンズ〜

南北に長い茨城県の南のはし。

海に面したこの地区で、ピーマン農家を営むのがアグリニューウィンズさんです。

海がもたらす、冬でも雪が降らず、夏も爽やかな気候と海の近くならではのサラサラの土地が、

この地を一大ピーマン生産エリアへと育てあげました。


「ピーマンのハウスはいちごよりも大きくて丈夫なのが特徴。この辺のハウスはみんなピーマンだよ」

と教えてくださったのは社長の飯田さん。一度は東京で仕事をしたものの、家業を継ぐべく地元へと帰ってきたのだそうです。


「ただたくさん作っているだけでは、生活が成り立たない。もっと差別化をしなくては」と考えた飯田さんが作ったのが、小さくて甘さのつまった「スイートカクテルペッパー」。

海外から特別に取り寄せた種がうまくそだち、どこにもない、ここだけの甘いカラフルなピーマンができあがりました。


飯田さんが取り組むのは、差別化だけではありません。

農家でもきちんと休みをとるべきだ、という考えのもと、様々な機会を導入。省力化することで、休みを取るだけでなく、自分自身で都内に売り込みにいくなど、新しいビジネスチャンスも増えました。

6次化にも積極的に取り組む飯田さん。近隣農家さんとのネットワークを活かして、「一人勝ちではない、皆が幸せになる農業」を目指しています。

【アグリニューウィンズでの体験内容】

スイートカクテルペッパーの収穫体験

直売所で六次化商品を見学

【こんなことを聞いてみたい】

農業を継ごうと思ったきっかけ

差別化や六次化など、新しい試みについて

AGRI GIRL meets IBARAKI

農学部で学んでいる・農業に関わる仕事をしてみたい、そんな女子大生たちが、素敵な農家さんとの出会いを求めて、全国第2位の農業産出額を誇る農業大国「茨城県」を巡ります。農作業体験や生産者さんとの交流を通じて、女子大生たちが発見した「茨城で農業をすること」の魅力を、真剣に・明るく・楽しくお伝えします。