出逢って、触れて、感じて
2016.10.1〜2の2日間で女子大生のための農業ツアーに参加してきました。
茨城県の農業を盛り上げるために、いばらき美菜部さんを中心として、沢山の方々のご協力のもとで行われたこのツアー。
2日間を通して、たくさんの貴重な体験をさせて頂きました。全て書きたいところですが、かなり長くなってしまいそうなので、私は初日に訪ねた2つの農家さんについて書きたいと思います。
まずは秋庭農園さん
秋庭農園さんには、他のイベントで既にお世話になった事がありました。今回でお訪ねするのは3回目。すっかり顔も覚えてもらいまして、常連になりつつあります。
秋庭農園さんでは、稲刈りとハーブ摘み、ハーブカクテルやカトラリーレスト作りを体験させて頂きました。
そして、その後は茨城県産の食材をふんだんに使った美味しいお料理を振舞っていただきました❤︎
釜で炊いたご飯で作ったおにぎりも美味しすぎておかわり。
こちらは秋庭さんご夫婦。
農業への熱い想いを持っていて、本当に素敵なご夫婦です。
前職での経験を生かして、好きなもの•ことを大切にしながら目指す、"小さくて強い農家"。
夫婦で同じ職業、というと苦労する部分も多いのではと思いますが、秋葉さんご夫婦はしっかりと役割を分けられ助け合っていて、"夫婦"というものを強みに農業と向き合っています。
今回のような、農業体験イベントなども開かれていらっしゃって、今後はゲストハウス等も開けたらと考えているそうです。
またぜひお邪魔したいと思います。
次は私のまわりの大切な人達も連れて行きたいですね。
お次はFermier Honneteさん。
まずは、参加農家のお一人であるお米農家さんのところで大型機械を見学させていただきました。私たちでも重たい米袋を簡単に持ち上げられる、素晴らしい機械に驚きました。
籾殻は畜産場の足もとに巻かれたり、肥料などに利用されるそう。その量の多さに圧倒されました。
その後はレストランに移動してジェラートの試食会。訪問したお米農家さんを含めた、5軒の有志の農家さんによる玄米ジェラート。フレーバーは苺、ほうれん草、白とうもろこし、と自分たちの育てている自慢の作物を中心に考えているとのことでした。どれも素材の優しい甘さが生かされていて本当に美味しかったです。
こだわりの作物を使った、この日限定のスペシャルなデザートプレートや新鮮野菜のサラダもサービスして頂きました。
試食をしながら色々とお話を聞かせて頂いた中で、6次産業には無限の可能性があることを感じました。基礎として5人それぞれが自分たちの作物を育てつつ、それを使って新たなものを作り出す。
1人では思い浮かばないようなアイディアも、5人いればより多くのアイディアが生まれるでしょうし、困難なことはカバーし合えます。
本当に可能性に満ち溢れていると思います。
まずは、このジェラートが沢山の人に渡るようになるのが楽しみです。
皆さん、見かけたらぜひ食べてみてくださいね❤︎
私がこのツアーに参加しようと思ったきっかけは、食材を作る方々の想いや苦労を知りたかったからです。
私は、現在管理栄養士を目指して勉強中です。ただ献立を立て、食事を作るのではなく、使う食材にまで目を向けられるような管理栄養士になりたいと思っています。
今回のツアーでは、沢山の素敵な食材と、それを育てる農家さん達に出会い、農業への想いを伺ってきました。
農学部ではないし、茨城県についてもあまり知識が無い、そんな私でも参加させていただけたことは本当に有り難かったです。
今回のツアーを通して学んだこと、感じたことや沢山の方々との出会いは、今後の自分の糧になると思います。
いばらき美菜部さんを始め、ご協力下さった方々、お世話になった農家の皆さん、仲良くしてくれた学生の皆さん本当に有難うございました。
またいつか、お会いする日まで❤︎
共立女子大学 家政学部 ひかる
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