茨城での美味しい出会い😬💫

10/1〜10/2で茨城県の農作物の魅力がたっぷり詰まったアグリガールIBARKIに参加しました。そこで出会った方々にこれでもかというくらいもてなされ、お腹が苦しくなるほど美味しいご馳走を食べさせていただいたり、今まで味わったことのない素敵な時間を過ごさせていただきました。
そして、出会った方々みなさんが農業という仕事を楽しんでおり、自分たちなりの色をつけてワクワクすることを実践されていました。とてもパワフルで生き生きしている姿を見ていると私もやりがいや楽しさを感じながら仕事をしたいと強く思いました。
  始めに訪れたのはご夫婦2人で経営されているAKIBA農園さん。ハーブや野菜を栽培しています。AKIBA農園さんの旦那さんは元シェフ。奥さんは元ハーブブレンダーという経歴を生かし、私たちをもてなしてくれました。ハーブを食事や日常の生活に取り入れるのは少しハードルが高いように感じていましたが、奥様が教えてくださったハーブのカトラリーやノンアルコールカクテルはとても簡単でかつすごくおしゃれで私の中でお気に入りになりました。ランチは農園の野菜やハーブをふんだんに使ったランチ。元シェフの旦那さんが腕をふるってくださり目にも美しく食べて美味しい幸せなお昼でした。普段東京に暮らす私では体験できない時間で素敵なひとときでした。

  お腹いっぱいの中、次に訪れたのは、6人の農家さんが集まり6次産業化を手がけるフェルミエオネットさんを訪れました。普段は6人別々に農業をしていますが、副業としてお米のミルク成分を使ったライスミルクジェラートをご馳走になりました。

最初、正直なところでは、6次産業化はブームで多くの農家さんが行っておりますが、魅力がたくさんある分、中途半端で失敗している例を聞いたことがあったので、少々否定的な目線でした。しかし、ジェラートを頂いた時、お米の優しい甘みがひろがり、素材の味が強く生きており、食べたことのない美味しさとこだわりを感じることができ、私の中の否定的な気持ちが消え、全力で応援したくなりました。お米のミルク成分を使っているので乳アレルギーの方でも美味しく召しあがれるというメリットもあり、すごく価値のある商品だと強く感じました。そして、6人の農家さんの熱い思いや本気で楽しんでいる姿は充実しているように映り、自分もずっと何かに熱い思いを持って取り組んでいきたいと思いました。

  2日目は有限会社森ファームさんを訪れました。社長自ら農業に対する思いを語ってくださり、「農業とは人の命を育む生命産業」という言葉はすごく重みがありカッコ良いなと思いました。農業を生業として、ビジネスモデルを工夫し儲かる工夫をしている点にすごく惹かれました。お昼は、森ファームの美味しい野菜がふんだんに使われたランチをいただき、素敵な景色と美味しいご飯でお腹も心も満たされました。

最後に訪れたのは、丸太園さんという17代も続いているお茶屋さんです。そこでは、お茶の油を使ったリップクリーム作りとお茶入れ体験をしました。正しい方法で淹れたお茶は格別に美味しく、今後自分でも美味しいお茶を楽しめるのでとても嬉しかったです。丁寧に栗を裏ごして作った栗きんとんは格別に美味しく、お茶との相性が抜群でした。17代目のご主人とそこに嫁がれたお嫁さんはとても仲が良く微笑ましく、幸せな気持ちになりました。お腹には18代目がいるということで今後も応援したいと感じました。


今回のツアーは一泊二日という非常に短い期間でしたが、一泊二日とは思えないくらい濃い経験ができ、茨城の魅力が存分に伝わり、刺激的なものになりました。ツアーに参加できて本当に良かったですし、お世話になった方々に感謝しきれません。ありがとうございました。


東京農業大学3年  小林葵

AGRI GIRL meets IBARAKI

農学部で学んでいる・農業に関わる仕事をしてみたい、そんな女子大生たちが、素敵な農家さんとの出会いを求めて、全国第2位の農業産出額を誇る農業大国「茨城県」を巡ります。農作業体験や生産者さんとの交流を通じて、女子大生たちが発見した「茨城で農業をすること」の魅力を、真剣に・明るく・楽しくお伝えします。